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FC版悪魔城ドラキュラ スマホ移植版ゲームメモ(悪魔城ドラキュラ40周年記念)

執筆者の写真: FAN SOOBIN
FAN SOOBIN
9月29日
読了時間: 8分

更新日:9月30日

40周年記念の宣伝画像。黒い城と月夜のドット絵の中央にKONAMIロゴ、上部に「FC版悪魔城ドラキュラ 無料配信中!」と金色文字。

■公式サイト:

■ストアページ: (アンドロイド) https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.konami.epjCastlevania1

(iOS) https://apps.apple.com/us/app/castlevania-40th-anniversary/id1498019884 ■発売年:2026(40周年記念期間無料配信)

■クリアに必要な時間:約4.5時間

■公式概要:

「悪魔城ドラキュラ」は1986年にニンテンドーディスクシステム用に発売されたゴシックホラーアクションゲームです。

多くのお客様に親しまれ30以上のシリーズ作品が開発され、発売されてきました。

そして2026年9月26日にシリーズ40周年を迎えました。

シリーズ40周年を記念して、ニンテンドーファミリーコンピュータ™用ROMカセット版「悪魔城ドラキュラ」をAppStore/GooglePlayにて期間限定で無料配信させていただきます。

これまでシリーズを支えてくださったプレイヤーの皆様への感謝に、シリーズの始まりとなったこのタイトルを40周年のこのタイミングで、ぜひお楽しみいただきたいと思っています。


■PV:


目次



はじめに(悪魔城ドラキュラ)

40周年記念として無料配布されていた初代FC『悪魔城ドラキュラ』のスマホ版。世代ではないので恥ずかしいのですが、実は今までプレイしたことがありませんでした!


今回をきっかけにダウンロードして一通り体験してみたのですが……まず難易度の高さがレベルデザインというより操作性の硬さから来ているところで笑っちゃいましたww さらにスマホのタッチパネルで十字キーを操作するのは難易度が跳ね上がりますねwww


FC世代の友達も何人か遊んでいて「スマホ版は記憶より難しかった」なんて声も少なくなかったですww かなり昔の作品なので現代のゲーム開発にそのまま参考にできる仕様は少ないものの、個人的に気になったポイントをピックアップしてみました!



【ここは気になる】画面外になったら

敵が画面外にスクロールアウトするとそのまま消えてしまう現象。これってやっぱりファミコン時代のスペック制限や処理負荷を落とすための仕様なんですかね?

ただプレイしていると例外もあって、一部の特殊なエネミーはスクロールしても消えずに存在し続けます。そしてボス戦は基本スクロールできない固定画面の仕様になっているのかなと。


いろいろ調べてみたら、当時の攻略本やゲーム誌にも「スクロールさせて敵を消すテクニック」が普通に記載されていて、終盤はむしろこのスクロール戦法を使わないと突破が厳しいステージまでありました。



そして画面外に出て消えるのは敵本体だけではなく、敵の攻撃も同じ。放物線で骨を投げてくる敵がいるのですが、そいつが画面の上の方にいると、投げた骨の軌道の1/3くらいが画面外に消えていってそのまま消滅するのは笑いましたww これさすがに当時のバグというか調整ミスですよねww



【ここは気になる】UIのハートはHPではない

サブウェポンを使う時にハートが消費される仕様。普通ハートってHP回復だと思いますが、なぜか今作ではパワー扱いになっているのがめちゃくちゃ気になりますww

調べたら「ローソク=封じられた魂で、それを鞭で解放してハートにしてゲージとして使う……」みたいな説が出てきたのですが、当時の開発インタビューとかではないので、経験上100%は信用していませんww


ちなみにこのUI仕様、後継作でずっとそのまま継承されたわけではなく、後々の作品でいろいろ変更されているようです。AIにまとめてもらったら興味深い歴史が分かって面白かったですね。

作品

♥の役割

その作品での重要な変化

悪魔城ドラキュラ (1986)

サブウェポン弾数

小♥=1、大♥=5。武器によって消費量が違う。初代の基本形。(World of Nintendo)

ドラキュラII 呪いの封印 (1987)

弾数+お金+経験値

♥を集めるとEXPが増え、店で武器・アイテムを買う通貨にもなる。つまり♥が一気に「ゲーム内リソース」化。(World of Nintendo)

悪魔城伝説 (1989)

サブウェポン弾数

基本は初代系。さらにアルカードのコウモリ飛行にも♥を消費する。(World of Nintendo)

悪魔城ドラキュラ The Adventure (1989)

HP回復

サブウェポン自体を廃止したため、♥が体力回復アイテムになる。これはかなり大きな例外。(キャッスルヴァニアファンダム)

ドラキュラ伝説II (1991)

サブウェポン弾数

従来型に回帰。公式マニュアルでも♥を「特殊武器の使用回数」と説明。(World of Nintendo)

悪魔城ドラキュラ (SFC・1991)

サブウェポン弾数

小♥=1、大♥=5。ダブル・トリプルショットも従来方式。(World of Nintendo)

血の輪廻 (1993)

サブウェポン弾数

さらにItem Crash登場。♥を大量消費して大技を出す。♥が「必殺技ゲージ」に近づく。(キャッスルヴァニアファンダム)

Bloodlines (1994)

♥ではなくJewels

赤/青ジュエルが♥の代わり。役割はサブウェポン弾数のまま。(キャッスルヴァニアファンダム)

悪魔城ドラキュラX (1995)

弾数+Item Crash+連射条件

♥が多いほど連続で複数発撃てる。20でDouble、30でTripleなど、♥の「所持量」そのものが攻撃性能に影響。(キャッスルヴァニアファンダム)

悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲 (1997)

サブウェポン弾数

RPG化されても♥を維持。Heart Vesselで最大値UP、Heart Refreshで大量回復、Heart Broachで消費軽減など、♥そのものを装備・アイテムで拡張できるようになる。MPは別に存在。(キャッスルヴァニアファンダム)

悪魔城ドラキュラ 漆黒たる前奏曲 (1997)

Soul Weaponの弾数

通常のサブウェポンではなく、ボスから得たSoul Weaponを♥で使用。回復技まで♥20。(World of Nintendo)

Circle of the Moon (2001)

サブウェポン弾数

基本は♥制。ただしDSSの組み合わせで**♥ではなくMPを使う**こともできる。ここから「♥とMPの使い分け」がかなり明確になる。(キャッスルヴァニアファンダム)

Harmony of Dissonance (2002)

♥+MPの二系統

通常サブウェポンは♥。Spell FusionはMP。つまり「物理的な特殊武器」と「魔法」を別リソースにした。(キャッスルヴァニアファンダム)

Lament of Innocence (2003)

サブウェポン弾数

3D化しても♥を維持。さらにOrbを組み合わせた特殊攻撃も♥を消費し、MPは別途リリック用。(キャッスルヴァニアファンダム)

Aria of Sorrow (2003)

♥→MP回復アイテム

Somaには独立した♥カウンターがなく、♥を取るとMPが回復。サブウェポン相当のBullet SoulもMP消費。JuliusもMPでサブウェポンを使う。(キャッスルヴァニアファンダム)

Curse of Darkness (2005)

♥→Innocent Devil+Trevorの特殊武器

Hector側ではInnocent Devilの能力使用・被ダメージなどに♥を使い、Trevor Modeではサブウェポン+Item Crashにも♥を使う。(キャッスルヴァニアファンダム)

Dawn of Sorrow (2005)

♥→MP回復

『暁月』と同じ方向。Somaの♥はMP回復用で、Soul能力はMPを消費。(キャッスルヴァニアファンダム)

Portrait of Ruin (2006)

♥→MP回復

♥が独立ゲージを持たず、拾うとMPを回復。MPがJonathanのサブウェポン、Charlotteの魔法、Dual Crushなど全部を支える。(ビデオゲーム博物館)

Order of Ecclesia (2008)

Glyph Union専用

通常のGlyphはMP、**2つのGlyphを合成する必殺技だけ♥**を使う。さらにGlyphを吸収すると♥が10回復。これはかなり異質。(StrategyWiki)

The Adventure ReBirth (2009)

サブウェポン弾数

クラシック路線への明確な回帰。♥=弾薬という昔の意味をそのまま復活。(キャッスルヴァニアファンダム)

Harmony of Despair (2010)

MP

サブウェポンはMP消費。クラシックな♥弾薬システムからさらに離れる。(キャッスルヴァニアファンダム)

Grimoire of Souls (2021)

♥→MP回復

サブウェポン自体がMP消費。♥はMPを回復するアイテムとして登場。(キャッスルヴァニアファンダム)



【ここは気になる】ダメージの仕様

ダメージの仕様が少し独特で面白いです。被ダメージ量がステージ進行に応じて変化し、序盤は -2、中盤は -3、終盤は -4 と増加していきます。

仕組みとしては興味深いものの、現在のHPであと何回攻撃に耐えられるのかが直感的に把握しづらい点はデメリットと言えます。


自分のHPバーの直下に、それと全く同じ幅でボスのHPバーが配置されています。両者の表示範囲(目盛りやスケール)を統一したいという考えもありますが、一方で見方を変えれば、「現在の戦況においてどちらが何%優勢なのか」をひと目で比較しやすいレイアウトになっているとも個人的評価したいです。



【ここは気になる】全体のレベルデザイン

全体のレベルデザインは、冒頭こそ方向音痴でも気軽に遊べる構造になっていて、エネミーの組み合わせも段階的で楽しいです。ですが、中盤から一気にほぼ初見殺しな配置になるため好き嫌いが分かれそうですね。個人的にはそこまで好みではないですが、「暗記>>練習>>攻略」というプロセスの達成感が好きな人には刺さるかなと思います。

ボスのデザインについても、中盤くらいまではアクションらしく臨機応変に対処できますが、中盤以降は特定のサブウェポンがないとほぼクリア不可な設計になっています……。ステージの暗記だけでなく、必要なアイテムを判断してブロックの最初から回収し直す必要があり、初見クリアはほぼ不可能です。個人的にはここも達成感をあまり感じられませんでした。


ただ、もともとそういった理不尽とも言える試行錯誤こそが本作の特徴であり、ファンになるかどうかの大きな分岐点でもあります。ここは純粋に好みとターゲティングの選択ですね。今の若い世代にこうした設計がまだ刺さるのか、それとも過去の歴史として扱われるのかは気になるところです。



【ここは気になる】自動周回

ステージ18のボスを倒すと一周がクリアとなります。そのまま難易度が上がった状態で元のステージ1が「ステージ19」として自動的にスタートする、今の時代にとってはちょっとレアな仕様ですね。


調べてみたら、5周目でステージ99に到達してカウントストップになるらしいです。こういう仕様もすごく時代を感じますwww



【おまけ】説明書かわいい

  • 悪魔城ドラキュラ説明書01
  • 悪魔城ドラキュラ説明書02
  • 悪魔城ドラキュラ説明書03

説明書のエネミー紹介、手描き風のイラストがいっぱいあって可愛すぎるww

しかも説明書なのに一部のマップ構造図や攻略情報までしっかり載っています!その世代ではないので分からないのですが、当時はこういう充実した説明書が結構あったのでしょうか?こういう温かみのある説明書は手元に大事に保存したくなりますね。


■個人的な評価

好みではないものの、全体の完成度とこだわりはすごく感じられていて、現代に置いても粗製濫造な横スクロールアクションより100倍くらい優秀です。名作IPの勉強にもなり、5時間以内でクリアできるコンテンツとして現代でも十分有料の価値はあると思います。

このゲームは、このくらいの価値があると思います:
130円
この値段以下で購入できれば、本当におすすめです!

■記念のスクショ一枚

プレイしていて、一番心に残った記憶的な画像を一枚!

赤い城のステージで、剣士が敵弾を避けて戦うレトロゲーム画面。上部にSCORE・TIME・STAGE 06、PLAYER/ENEMY表示。

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