Snoopy & The Great Mystery Clubゲームメモ(スヌーピーゲーム)
更新日:9月30日

■公式サイト:
■クリアに必要な時間を:約6時間 ■公式概要:
スヌーピーとその仲間たちと一緒に、パズルや心温まる友情にあふれる、魅力たっぷりの新たなミステリーアドベンチャーにでかけよう!探偵スヌーピーとして、愛すべきピーナッツの仲間たちの助けを借りながら、町を探索し、難解な事件を解決しながら、隠された秘密を解き明かそう。
学校での奇妙な出来事、森での捜査など、事件には頭をひねらせる難問と予想外の驚きが満載。ペパーミント・パティ、ルーシー、マーシー、シュローダー、フランクリンなど、おなじみのキャラクターで4人編成のチームを作り、それぞれのキャラクターのスキルを生かして事件を解決しよう。
軽快でユーモアたっぷり、クラシックなピーナッツの魅力を存分に味わえるこの心温まるアクション・パズル・アドベンチャーゲームは、子供から大人まで誰もが楽しめる作品です! ■PV:
目次
はじめに(スヌーピーゲーム)
Steamで偶然見かけて、画面の雰囲気に何故か猛烈に刺さって即購入した作品です!
この記事を書いている時点では日本語非対応だったため英語でプレイしましたが、基本的には子ども向けの難易度に設計されているためフルボイスですし、使われている英語表現や単語もそこまで難しくありません。ゲームを楽しみながら英語の勉強をしたい方や、軽い英語学習のニーズがある層にもかなり向いているかも!
ちなみに自分は「スヌーピー検定4級」を所持しているガチのPEANUTSファンですww 記念すべき当サイト初のゲームレビューメモとして、迷わず本作をピックアップしました!
【ここがいい】装備と立ち絵の連動
ゲームの進行に合わせてスヌーピーが様々なアイテムを手に入れていくのですが、アイテムを装備するとスヌーピーの3Dモデルのコスチュームが変化してとにかく可愛い!
ちょっとびっくりしたのは、変わるのが3Dモデル側だけではないところ。そのコスチュームを着た状態で会話が発生すると、なんとスヌーピーの立ち絵までその衣装がしっかり反映されます。一般的なゲームだと基本は3Dモデルだけ変わるパターンが多い中で、立ち絵まで連動させるのはかなりレアな仕様ですね。こういう細部への作り込み、めちゃくちゃ好きです!
【ここがいい】振動のバランス
DualSenseでプレイしました。スヌーピーがアイテムを使う時には基本的にハプティクス(振動)がフィードバックされる設計になっています。
感心したのが、掃除機のように長押しで連続使用する一部のアイテム。ずっと振動させ続けるのではなく、最初の2〜3秒だけ手に応えを返して、あとは振動がスッと止まる仕様になっている点です。しっかりとした手応えを演出を与えつつも、プレイヤーの手に無駄なストレスや疲労を与えない絶妙なバランス調整で、ゲーム開発のUXデザインとしてすごく勉強になりました……!
自分もコンシューマー開発デビューの時にちょうど振動周りの実装を担当していたのですが、あの時にこのアプローチを知っていれば、もっと質の高い手応えが作れたかもしれないな……と思わされるくらい、開発者の細やかな配慮を感じるポイントでした。
【ここがいい】メインクエスト進みのサポート
キーアイテムのあるエリアに足を踏み入れると、画面上に「-Search Area-」という専用UIが表示される。そしてスヌーピーがそのアイテムを回収すると、演出として即座に非表示になる非常に親切な設計!
ただ少しだけ気になったのが、そのカラーリングの視認性がそこまで高くなくて、自分は最初普通に見落としてしまったこと。でもだからといって無駄にUIの色数を増やしてしまうと画面全体のチープ感につながってしまうし……このあたりの色味と情報の視認性のバランス取りは本当に難しいところだなと感じます。
【ここがいい】ファンサービス満載
仕様とは直接関係ない話になりますが、作中に登場する街の再現度は、これまでプレイしてきたスヌーピー作品の中でも個人的に歴代トップレベルです!
原作ファンが確実に喜ぶ名場面も満載で、ルーシーの心の相談室はもちろん、ペパーミントパティとの野球、フランクリンの手作りレーシングカー、シュローダーのピアノ、宿敵レッドバロンとのバトルまでしっかりとミニゲーム化されています。キャラ関連だけでなく「凧食いの木」のような有名なロケーションまでほぼコンプリート状態と言っていいレベルで網羅。
一見すると子ども向けのライトな作品かと思いきや、開発者のPEANUTS愛が溢れまくったファンサービス満載の内容で最高すぎます!
【ここがいい】謎な定番システム
スヌーピーゲームの定番仕様なんですかね……?過去のどのシリーズを遊んでも、必ずと言っていいほど原作コミック(1コマ・4コマ等)の収集要素が実装されている気がします!昔遊んだ『Flying Ace』『Street Fair』『Coaster』『Town Tale』なんかにも全部しっかり入っていましたし、もしかしたらライセンス契約上の必須要件だったりするのかなww?今度ソニーの方と雑談する機会があったら、裏話を聞いてみたいところ……!
ちなみに、過去作におけるこのコミック収集システムについてAIにまとめてもらったデータがこちら。
タイトル | 年 | 仕組み |
Snoopy: The Flying Ace 携帯電話 / BREW・J2ME | 2007 | プレイで得たポイントを使って、SnoopyのFlying Ace原作コミックをアンロック。メインメニューから閲覧できる。 |
Snoopy's Street Fair iOS / Android | 2011 | 進行するとCharles M. SchulzのクラシックPeanutsコミックをアンロック。確認できる資料では45本収録。タスク達成でアンロックする方式。 |
Snoopy Coaster iOS / Android | 2013 | ゲーム中でトレーディングカード/コレクタブルを集め、それによってクラシックPeanutsコミックをアンロック。 |
Peanuts: Snoopy's Town Tale iOS / Android | 2015 | ゲーム進行でfan-favorite / classic comic stripsをアンロック。さらにゲーム内に「Comics」項目があり、Red Gift Boxesを使ってコミックを購入して読む仕様だったことも確認できる。 |
Snoopy & The Great Mystery Club + Joe Cool Fun Pack Switch / Switch 2 / PC | 2025 | DLCに「75th Anniversary Comic Collection」として、75本のフルカラーPeanutsコミックをゲーム内ビューアで閲覧。これはかなり露骨に「コミックコレクション」を商品化している例。 |
【ここは気になる】キャラの向き
キャラに話しかけても、相手がこちらに向きを変えてくれないところは最初から地味に気になっていましたが、最終盤のシーン配置を見て「あ、もしかしてこういう意図なのかな?」と納得がいった部分も。このゲームは3D空間で構築されているものの、カメラ画角は基本的に固定で回転しない仕様になっており、オブジェクトやキャラの配置もすべてカメラの真正面(手前)を向くように作られています。
だからこそ、話しかける位置によってキャラの向きをリアルタイムに回転させてしまうと都合が悪かったのかなと。会話イベント中もサブレベルへ遷移させず、その場でアドベンチャーUIを展開してモーション演出を見せる構成になっているため、例えばキャラが後ろを向いてしまうと肝心の表情やモーションが見えなくなってしまう……という配慮だったのかもしれません。
理由や狙いは理解できるものの、とはいえ左右90度くらいの回転や追従表現はやっぱり欲しかったかも!
【改善してほしい】マップ移動後の向き
学校のバックヤードに行くゲートでマップ切り替えが発生するのですが、移動前と移動先のマップ構造およびキャラの進行方向が真逆になっています。そのため、移動スティックを倒したままにしていると、ロードが終わって次のマップに入った瞬間にすぐ元のマップへ戻ってしまう現象が起きてしまいます。
この手のインターフェース上のミスは最近の国産ゲームだとかなり珍しいので、逆に目立ってしまっていました。ただ、今作のようにカメラ視点が完全に固定されている仕様上、マップ切り替え時の空間配置としてどうしても生じやすかった部分なのかなとも感じます。
【改善してほしい】その他
①画面に表示されるUIのボタンガイドアイコンが、実際に接続して使っているコントローラーの種類によって変化せず、一律でXbox系のアイコン固定になっています。
普段の移動やNPCとの会話、UIの決定キャンセル程度なら頭の中で脳内変換できるのでまだ許せるのですが、問題は作中に登場するリズムゲームパート。流れてくる指示に合わせてボタンを押す音ゲーのような要素で、今まさに握っているコントローラーの正しいボタンアイコンが出ないのは流石にプレイングへの影響が大きすぎますし、正直ちょっと許容範囲外だなと感じちゃいました……!
②ミニゲームがいくつか用意されていて、最後の夏キャンプ場のエリアで後からまとめて再挑戦・再プレイできるようになっているのですが、スコアアタック要素があるなら自分の最高得点(ハイスコア)くらいは記録して保存しておいてほしかったです!
③一度クリアしてエンディングを迎えると、そのセーブデータ自体で遊べなくなってしまう仕様なのもかなり勿体ない。クリア後もストーリーの制約を解除して、キーフリーの状態で街を自由に歩かせてくれても良かったんじゃないかなと思っちゃいました!
【バグの疑い】エンディングロールの環境音
最後のシーンでみんながキャンプファイヤーの周りに集まり、そのままエンディングロールへと入っていくのですが、なぜかキャンプ場の環境音(SE)が消えないまま、エンディングBGMと二重で重ねて再生されます。
BGMの余韻もへったくれもない音空間になっていて「これ……さすがに意図した演出ではなくバグでは……!?」と頭を抱えてしまいましたww
【おまけ】のりの作り方……
メインストーリーを進めていて初めて知ったのですが、のりって小麦粉から作られてたんですね……知らなかった……びっくりした……!
■個人的な評価
ゲームのボリューム自体は小型作品の枠を出ないものの、原作への愛と敬意、豪華なフルボイス、妥協のないファンサービス、そして開発者の細やかなゲームデザインへの配慮がギュッと詰まった一作でした!
このゲームは、このくらいの価値があると思います:
2000円
この値段以下で購入できれば、本当におすすめです!■記念のスクショ一枚
プレイしていて、一番心に残った記憶的な画像を一枚!


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